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インターナショナル オープンマスター
第1戦 サルノ(イタリア)



2007イタリアオープンマスターズ第1戦が、イタリアのナポリにあるサルノサーキット
で行われました。
僕にとって初の海外レースです。
今回第1戦が行われるサルノサーキットは、1周約1.8キロメートルもある、日本のコースよりもはるかに長い高遠コースです。路面のミューも高く、ラインに日本ではありえないくらいにタイヤのゴムがのるそうです。

今年、イタリアでお世話になるチームは「KOSMIC RACING DEPARTMENT」最高の体制でレースに臨めます。
出場クラスは、125ocを搭載したKF3クラス(昨年度まではICAジュニアクラスと名称)。ジュニアクラスといえども、相当違いらしいです。
僕のマシンを担当していただくメカニックのヤンさんは、見た感じから強そうなメカニックです。マシンを組み立てているとき、なんとタイヤ交換を空中で行ってしまうほど、凄腕のメカニックです。

今までの経験を活かし、イタリアで日の丸を楊げれる様、優勝目指して頑張りたいと思います!!




23日(金)

練習走行1回目

初めてのイタリアでの走行です。
今年のレギュレーションは、昨年の100ccのチューニングエンジンから、125ccのクラッチつきエンジンにパワーアップしているとの事なので、走行前からとても楽しみにしていました。
初物づくしの中、10時30分走行開始です。
最初は中低速からのナラシ走行。
10分間のナラシ終了後、5分間全開で走りました。
エンジンの回転数が制限されているため、14000回転までしか回りませんが、カートの最高遼はなんと137キロも出ていました。初めて乗る125ccエンジンは、100ccのエンジンより低回転時のピックアップが鈍いですが、高回転時のトルクはかなりのものです。
ピックアップがない分、コーナーの出□ではいつも以上に旱めにアクセルを開けることを意識して走りました。
タイム自体はあまり良くありませんでしたが、コースを覚えることは出来ました。
こんなに長くて路面にゴムの乗っているコースは初めてですが、僕の好きなタイプのコースなので、楽しくレースが出来そうです。

コースには慣れてきたので、後は125ccエンジンに慣れるだけ。
マシンのフィーリングには問題はないので、自分がアクセルのストロークに慣れるのと、キャブレターの調整を心がけました。
ヤンさんに、もっとコーナーの進入をせめて、コース幅をいっぱいに使うようにとアドバイスをもらいました。

練習走行3回目

マシン、コース共にだいぶ慣れてきてタイムも上がってきました。
15分間の走行タイムをデータロガーで、チームメイトのセパスチャン・ベイリーとデーター比較してみると、僕のタイムが安定して走れていないことがわかりました。

練習走行4回目

今日最後の練習です。
この後にはタイムトライアルがあるので、必死に15分間を走りきりました。
しかし第5コーナーがなかなかうまく走れません。
第5コーナーは連続するタイトなコーナーで、ゴムののり方が半端じゃないため、うまくコントロールできず何度も失敗してしまいました。
タイムトライアルではこの失敗をしないように、自分の走行時間以外に他のドライバーの走りを良く見て勉強しました。

さあ、ここからがレースの始まりです。

タイムトライアル

このタイムトライアルで失敗すると、4回の予選を毎回後ろからのスタートになってしまうので、全力で走りました。
タイムトライアルは奇数組と偶数組に分かれて臨みました。
僕は奇数維なので前半のグループでのアタックです。
序盤はグループの中では前の方だったのですが、後半でタイヤがたれてしまい思う様にタイムアップ出来ませんでした。
全力で走った結果、15番手でタイムトライアルを終えました。
公式練習で良いタイムが出ていても、タイムトライアルになるとみんな全力で走っているため、上位に入ることはなかなか大変です。

宿泊するホテルに帰って部屋のテレビで天気予報を見ていると、明日の予報は雨の表示。

何とか晴れてほしいなと願いながら眠りました。




24日(土)

願いは叶わず、やはり昨日の天気予報通り朝から雨。
しかしコースは、ハードなレインコンディションではありませんでした。

予選1回目C-Eクラス

イタリアでのはじめてのローリングスタートです。
日本のローリングとは違い、前のマシンと間を空けると他のマシンが無理やり入ってきてしまうので、前車との間隔に気をつけました。
マシンのセットも良く、後半もたれることなく走ることができたのですが、抜いたり抜かれたりを繰り返していたため、順位を上げることが出来ませんでした。

結果15位

予選2回目A-Eクラス

ローリングのペースもつかめ、スタートがうまくいき前車を2台抜くことが出来ました。

その後第8コーナーでミスして、1台抜かれてしまいましたが、クロスラインで抜き返すことが出来ました。
走る際にどんどん路面にゴムがのってきて、走りづらくなってきましたが、どうにかポジションを維持することが出来ました。

結果11位

予選3回目D-Eクラス

スタート前突然の大雨バイザーを変える間もなくそのままでスタートです。
ローリング中に水濯りに突っ込んでしまい、エンジンに水が入り、スタートした時にアクセルを踏んでも加速しなくなってしまいました。
悔しいけど立ち上がらない、スピードが出ない。
1コーナーから2コーナーまでのストレートで4台に抜かれ、2コーナーでは追突されコースアウトしてしまいました。
どうにか復帰したのですが、28番手まで順位を落としてしまいました。

結果28位

今日は自分のミスもあり、不本意な結果に綺わってしまいました。
なんとか明日の最後の予選で上位に入り、決勝に進出したいです。




25日(日)

朝のウォームアップ走行のタイムを見ると、総合6番手のタイム。
調子は良さそうです。決勝に進出できるように、全力で予選4回目に挑みます。
予選4回目B-Eクラス
スタートもうまく決まり、1コーナーで2合ほど抜かし、着実に順位を上げていきましたタイムもトップとさほど差はなく好調に走ることが出来ました。他のマシンを後ろから見ていると、第5コーナーのゴムがのっている所で失敗していたため、そこで失敗しないように巣中して走りました。
何度か第11コーナーのブレーキングポイントで失敗しましたが、タイムに影響もなく今回も安定した走りが出来たと息います。

結果6位

敗者復活戦

ここで3位以内に入ることが出来れば決勝進出。
もう自分の心に「イケる!!」と言い聞かせて緊張感をほぐそうとしました。
今回は2番手スタート。
「イケる、絶対に決勝に行くぞ||」
ところがスタートしたときに、なんだかエンジンの訓子がおかしい!?
キャブレターにガスがきてないみたいで加速せず、一気にストレートで4合ほどに抜かれてしまいました。更に第3コーナーの立ち上がりでまた1合に抜かされ、最悪の状態に陥りました。
ところが、急に雨が降り始めどしゃ降りになり、全員ドライタイヤだったためスピンするマシンが続出し赤旗中断、レースは再スタートとなりました。

再スタートのグリットは10番手。
せっかく2番手スタートだったのに、スピンしたマシンが追突してきたため、10番手まで下がってしまいました。
10番手から上まで上り詰めるしかないので、無我夢中で彙りました。
タイムは何番手タイムか分かりませんが、自己ベスト。
一気に4番手までポジションアップしました。

つまり、予選落ちです…。




レースを終えて

敗者復活戦で、もう一歩のところで決勝に進出できずとても悔しいです。
しかし第1戦闘から運が向いていたのか、レース前に雨が降ってくれるとヨーロッパの選手たちは、レイン走行の経験が少ないため比較的苦手と聞き、自分は逆に雨走行が得意な方なので、リラックスしてレースに臨めたと思います。
決勝に進出することは出来なかったのですが、この悔しさをパネに頑張って第2戦のウジェントでは決勝進出、そして頂点を目指して頑張りたいと思います。

今後も全力で戦っていきます。
引き続き応援を宜しくお願い致します。

石山岳



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